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フラダンサーのバックステージ日記

フラワーマン

2006年3月17日 (金)
「フラワーマン」

今朝、駅のホームで小さな花束を持っている男性を見かけました。

贈り物?
戴き物?

いづれにしても、花束を持つ姿は女性よりも男性の方が目立つものだなぁ、
と思いました。

お花をいただくと、女性に生まれてよかった、と改めて感じるくらいうれしいのは、
花屋さんから私の手元までの距離、男性がそれを届けてくれる道のり分の
”気恥ずかしさ”がお花に含まれているからなのかもしれません。。。。。


照れくさそうに、お花を渡す。




恥ずかしそうに、




・・・お花を、




・・・・・・渡す。

      。。。。。Long Long Ago。。。。。

その方。

その方との二度目のお食事。



待ち合わせ場所のスタバ。
彼は店内で、私はテラスで、それぞれを待っていました。



遅刻しなさそうなタイプの彼。遅刻しそうなタイプの私。

落ち着いた雰囲気の彼。落ち着いた雰囲気ではない私。



待ち合わせ時間、1分経過。

(遅刻する訳ない)

動いたのは私でした。
店内をのぞくと、すぐに私を見つけてくれた彼は、軽く手を上げてくれました。
席に向かうと、テーブルの上にお花が。。。



「ちょっと、時間があったので・・・。そしたら花屋があって・・・」

妙に歯切れの悪い彼。



(そっか、照れてるのね)



一本の枝に仲良く二輪の花が咲いています。

淡いピンクの花びらが層になっているお花でした。



どうしてこのお花を選んでくれたのでしょう?
もしその花が赤いバラだったらこんな疑問は湧かなかったかもしれません。




「な、何となく、ピンクがいいかな、と思って」

ますます歯切れが悪くなる彼。



彼が私をイメージして選んでくれたピンクのお花。
可憐すぎて申し訳ないくらいでした。
初めて食事をしたとき、私は黒い服を着ていたのに。。。

「ありがとうございます。かわいいお花ですね。




このお花、




 ・・・今日の私の服と、






 ・・・・・・色が、






 ・・・・・・・・・おそろい」







あま~~~いっ!




恥ずかしいので終わります。

つづくっ。  ・・・うそです、つづきませんっ。



次回「春のギフト」へ


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